ワイヤーロープ交換。
2020-11-27 Tweet
第3ペアリフトのワイヤーロープを交換しました。
トラックで第3までは行けないのでクローラダンプに新品ロープを積んで現場まで運びます。
巻取り用のウィンチをセットします。
既存のロープをぶった切り、新品のロープと編んで巻取りながら新品を這わせていきます。
新品のロープが帰ってきたら先端と末端を編み込んで一本モノの輪っかにします。
このワイヤーロープは6本の小さな束(ストランド)で造られているので、付け合わせた場所から両方向へ3カ所ずつ段々に編み込んでいきます。計6カ所の編み込み部分をスプライスといいます。
このスプライス部は重要な部分なのでほとんどのスキー場は赤のスプレーでマークしてあります。
弊社はだいたい1番目のスプライス近くからNo.1搬器を付けますので、興味のある方はNo.1搬器からNo.3搬器辺りのロープを見てみてください!
くれぐれも上を見上げるときは口閉じてくださいね…ゴミ落ちてくるかもしれませんので…笑
綺麗に仕上がったら滑車にかけて終了です。
しばらくこのままロープだけで運転をし、なじんだところでスプライス部の間隔や径を測定します。
それから搬器を付けて営業準備に入っていきます。
間もなく11月も終わり…頭も体もフル回転の時期に突入です!
masa